【医師監修】妊娠初期の症状、妊娠初期に気をつけること

【医師監修】妊娠初期に気をつけることなど、妊娠初期の情報を紹介します。

【医師監修】妊娠中の食べ物

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妊娠中は必要な食べ物を過不足なくとり入れることが大切です
妊娠中は皮下脂肪がつきやすく、普通に食べているつもりでも体重が増えやすい時期。基本は腹八分目を心がけ、食べすぎないことが大切です。

ただし、ひとつの食品だけを食べ続けたり、極端に量を減らすダイエットは厳禁です。バランスのいい食事で、必要な栄養素をきちんととることが大切になります。

妊娠中にとりたい1日分の食べ物(栄養量)

葉酸440㎍~1000㎍
妊娠前(240μg)より推奨量がかなりアップ。
妊娠中から産後には、とくに必要な栄養素です。
葉酸が多く含まれる食材は、乾燥わかめ、枝豆、モロヘイヤ、パセリ、アスパラガス、水菜、サニーレタス、ブロッコリー、春菊、ほうれんそうなどです。


鉄分16,5~19.5mg
妊娠前(6.5mg)より推奨量がかなりアップするので、意識してとり入れてください。
鉄分が多く含まれる食材は、ひじき、きくらげ、切り干し大根、大根菜、小松菜、高野豆腐、きな粉、しじみ。
かつおなまり、あさり、がんもどき、納豆などです。貧血対策になります。

カルシウム600~2300mg

妊娠すると塩分などを体外に排出する代謝機能が低下し、むくみやすくなるので、妊娠前より控えめに。
しょうゆやみそなどの調味料以外にも、魚介類や肉の加工品などに多く含まれ、うどんやパン類など日常的に使う食材にも含まれるので、とりすぎに注意しましょう。

塩分8g未満
妊娠すると塩分などを体外に排出する代謝機能が低下し、むくみやすくなるので、妊娠前より控えめに。
しょうゆやみそなどの調味料以外にも、魚介類や肉の加工品などに多く含まれ、うどんやパン類など日常的に使う食材にも含まれるので、とりすぎに注意しましょう。

エネルギー1800~2000kcal
妊娠初期で、妊娠前の食事に+50kcal、中期で+250kcal後期で+500kalを足すのが目安。
年齢、活動レベルによっても目安エネルギーは異なります。
とりすぎもよくないけれど、少なすぎるとおなかの赤ちゃんが将来、生活習慣病にかかる率が上がるという指摘があるので適量を。


妊娠中に気をつけたい食べ物

妊娠中は免疫が落ちて細菌やウイルスに感染しやすくなるうえ、母体に感染すると赤ちゃんにまで影響を及ぼすことがあるので食べ方に注意が必要です。

特に細菌や寄生虫の心配がある、生ものや非加熱の加工品はなるべく控えて。生肉はNG。とはいえ大切なのは特定の食品に過敏になりすぎず、いろいろな食材をまんべんなく食べることです。


生もの
生のサバやアジ、イワシなどにはアニサキスと呼ばれる寄生虫、加熱が不十分な肉からはトキソプラズマや腸管出血性大腸菌〇-157に感染するリスクがあります。生魚は少量にとどめて、生肉は絶対にやめましょう。

すし・刺し身

アニサキスは冷凍処理(-20度、24時間)で感染力を失うので“解凍"のものを。

タタキ・レアステーキなど
トキソプラズマは筋肉中に入り込んでいることもあるので、中心まで火を通して。

生卵
殻に付着したサルモネラ菌から感染する可能性が高くなるので控えたほうが無難

レバーやうなぎ
レバーやうなぎに含まれるビタミンAを過剰に摂取すると胎児に悪影響を及ばすことがあります。とはいえ、レバ
ーはビタミンB群や鉄分なども豊富。適量を守りながら、うまくとり入れれば頼もしい栄養源になります。

レバーペースト
鶏&豚レバーの1日の適量は6g、牛レバーは70gペーストなら大さじ1弱目安。

焼き烏のレバー
焼き鳥は1本30~40gなので、1週間に1本が上限と、かなり少なめです。

うなぎ
うな重と肝吸いを1週間に1回食べるぐらいなら、まった問題はないでしょう。

一部の魚
魚類に含まれる水銀を多くとりすぎると、おなかの赤ちゃんの発育に影響を与える可能性が懸念されています。
厚生労働省の基準に従いましょう。

めかじき
1週間に切り身1切れ(約80g)が目安。脂肪が少ないほど、水銀濃度は少なめ。

金目鯛
1週間に約80g程度に抑えましょう。本まぐろ、めばちまぐろも同様。

ミナミマグロ
1週間に約160gが目安。80gを週2回までとし、刺し身なら1回5~6切れ程度。


【医師監修】妊娠初期の食べ物

【医師監修】妊娠初期症状

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「最近、胃はムカムカ、体はだるいし、イライラ気味……」なんていう妊娠初期症状はありませんか? 

これらの妊娠初期症状は、妊娠を維持する黄体ホルモン(プロゲステロン)の活発な分泌と関連があります。

妊娠しているなら、赤ちゃんは今、1個の受精卵からヒトとしての外観と器官をつくるために、急ピッチで成長中。

ママの体や心にも変化があって当然です。

黄体ホルモンは赤ちゃんの大仕事のサポーター役。集中力がなくなったり、疲れやすかったりするのは、「赤ちゃんの大仕事を妨げないように、ママ、ゆっくりしてね」という黄体ホルモンからのメッセージなのです。

まずは家事も仕事もスローダウン。疲れたらコロンと横になって、無理をしないようにしましょう。

妊娠初期症状

眠い・だるい

ストレスをためると子宮への血流が悪<なるため、けだるいスローモードに。

おりものの量が増える
子宮頸管の粘液で栓をし、細菌が子宮に侵入しないようバリアーをつくります。


体が熱っぽい
甲状腺機能が高まり代謝が盛んに。体温が高くなります。

乳首がチクチクする
母乳を出すための準備が始まった証拠。乳腺も徐々に発達し始めます。

便秘になった
黄体ホルモンが内臓の運動にかかわる平滑筋を緩めるため、腸の動きが鈍ります。

腰が張る
妊娠すると、仙骨と腸骨の関節が緩くなり、産道の準備を始めます。


【医師監修】妊娠初期に気をつけること

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妊娠初期は身に着ける衣類や食生活、生活リズム全般を見直しましょう。心と体のストレスを緩めて、赤ちゃんを育てる環境を整えましょう。


冷えは禁物。赤ちゃんに十分な血液が届きにくくなります
体の冷えは血流を悪くして、子宮の働きを鈍らせます。ノースリーブや裾の短いシャツ、ヒップハンガータイプのパンツ、素足などは冷えの原因に。

季節や場所にもよりますが、カーディガンやストール、靴下などで、体を冷やさない工夫をしましょう。


下半身の緊張をなくし、ゆったりとした服装に
妊娠に直接は影響ありませんが、ヒールの高い靴や体のサイズよりきっめのスキニーパンツを長時間身に着けていると、子宮をとりまく下半身に負担がかかり、血流が悪くなります。

腰痛やむくみにもつながりますから、ローヒールの靴、下半身を締めつけない服に着替えましょう。

心身のストレスは女性ホルモンの大敵です
仕事や人間関係のストレスがホルモンに影響を与え、月経が遅れたり、排卵がなくなってしまったりすることもあります。また、肩凝りや頭痛など、体の不調にもつながります。

妊娠を意識したら生活にゆとりを持ち、リラックス・モードにチェンジしましよう。

睡眠をしっかりとってリフレッシユ
十分な睡眠は、赤ちゃんが育ちやすい胎内環境づくりの第一歩です。

夜更かしをして生活リズムが乱れると自律神経のバランスが崩れ、体の不調やイライラが起こりやすくなります。

起床と就寝の時間を決めて、最低6時間は睡眠をとるように心がけましよう。


おなかの赤ちゃんの細胞分裂を促進する栄養素、葉酸
妊娠前から妊娠12週までの間に葉酸を十分に摂取すると、胎児の神経管閉鎖障害の発症リスクを低減するといわれています。

妊娠初期の葉酸の推奨量は1日480μg(マイクログラム)。ブロッコリーや青菜、いちごなどに多く含まれていますから、妊娠を意識した日から積極的にとりましょう。



母子共に栄養がとれ、適正体重に近づける食事に体重管理
妊娠中は太りすぎもやせすぎも避けたいこと。母子に必要な栄養をとり、滴正な体重増加を心がけることが大事です。

外食やファストフードが多かった人は「おうちでごはん」にチェンジ。

朝・昼・晩の三食を規則正しくとり、野菜多めのバランス食にしましょう。

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