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妊娠初期は身に着ける衣類や食生活、生活リズム全般を見直しましょう。心と体のストレスを緩めて、赤ちゃんを育てる環境を整えましょう。


冷えは禁物。赤ちゃんに十分な血液が届きにくくなります
体の冷えは血流を悪くして、子宮の働きを鈍らせます。ノースリーブや裾の短いシャツ、ヒップハンガータイプのパンツ、素足などは冷えの原因に。

季節や場所にもよりますが、カーディガンやストール、靴下などで、体を冷やさない工夫をしましょう。


下半身の緊張をなくし、ゆったりとした服装に
妊娠に直接は影響ありませんが、ヒールの高い靴や体のサイズよりきっめのスキニーパンツを長時間身に着けていると、子宮をとりまく下半身に負担がかかり、血流が悪くなります。

腰痛やむくみにもつながりますから、ローヒールの靴、下半身を締めつけない服に着替えましょう。

心身のストレスは女性ホルモンの大敵です
仕事や人間関係のストレスがホルモンに影響を与え、月経が遅れたり、排卵がなくなってしまったりすることもあります。また、肩凝りや頭痛など、体の不調にもつながります。

妊娠を意識したら生活にゆとりを持ち、リラックス・モードにチェンジしましよう。

睡眠をしっかりとってリフレッシユ
十分な睡眠は、赤ちゃんが育ちやすい胎内環境づくりの第一歩です。

夜更かしをして生活リズムが乱れると自律神経のバランスが崩れ、体の不調やイライラが起こりやすくなります。

起床と就寝の時間を決めて、最低6時間は睡眠をとるように心がけましよう。


おなかの赤ちゃんの細胞分裂を促進する栄養素、葉酸
妊娠前から妊娠12週までの間に葉酸を十分に摂取すると、胎児の神経管閉鎖障害の発症リスクを低減するといわれています。

妊娠初期の葉酸の推奨量は1日480μg(マイクログラム)。ブロッコリーや青菜、いちごなどに多く含まれていますから、妊娠を意識した日から積極的にとりましょう。



母子共に栄養がとれ、適正体重に近づける食事に体重管理
妊娠中は太りすぎもやせすぎも避けたいこと。母子に必要な栄養をとり、滴正な体重増加を心がけることが大事です。

外食やファストフードが多かった人は「おうちでごはん」にチェンジ。

朝・昼・晩の三食を規則正しくとり、野菜多めのバランス食にしましょう。